ジャワ更紗のアレンジ
〜ビビッドカラーのタンクトップを更紗でシックに〜
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夏に詠む俳句の季語に「日盛り(日の盛り)」があります。これは夏の日中、特に日差しが照りつける正午から2時か3時頃迄のこと。最近は、まさしくこの季語がぴったり、という感じですね。
あまりにも暑いこの時間帯の外出はできれば避けたいものですが、なかなかそうも言っていられない場合もあります。そんな時は、強い日差しに負けないよう、思い切り大胆なファッションを楽しんではいかがでしょう?普段は着ることのない、ビビッドカラーのタンクトップなどを着て、肩を出して歩くと、なんだか夏の強さを自分のものにしたような気持ちになるものです。
とはいえ、外を歩いているときはいいのですが、一歩クーラーの効いた建物の中に入れば、タンクトップ一枚では少し肌寒いですし、場所によっては肩を出すのはちょっと、という場合もあります。そこで活躍するのが、中盤更紗のショールです。
今日ご紹介する更紗は、ジャワの木肌を思わせる薄茶を基調としたシルクに、独特の花模様を赤とブルーで染めたもの。布の周囲は少し広めに青で幾何学模様の縁取りを施している為、中央部に染められた独特の花模様も落ち着いたシックなイメージに見せています。また、布の両端には、少し長めに青でフリンジがあしらわれているので、エレガントなエッセンスも感じられます。
柄の好きな部分が見えるように、更紗を縦15cmくらいの幅に折って、首から下げるのではなく、胸の少し上から両肩に、さっとかけてみてください。更紗を上手に使うことで肩も隠れますし、クーラーの冷えから身体も守れます。そして何よりも、カジュアルなタンクトップをシックに見せることができます。
さあ、バッグに素敵な更紗を忍ばせたら、ビビッドカラーのタンクトップを着て、元気に街へ出かけましょう。
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